【S17使用構築】ポリクチブルン(最高レート1963)
構築記事、初投稿となります。
よろしくお願いします。
まず初めに皆さんシーズン17、そして第六世代お疲れ様でした。そしてこの記事を読んでいただきありがとうございます。
それでは早速PTの解説をしようと思います。
今回の構築の並びです。
説明不要の強力な並びであるポリクチです。
ポリクチが苦手とするポケモンを一通りカバーできるように構築を組んだつもりです。
それではポケモン毎の個別解説をします。
性格:意地っ張りHA
メガ前:155(236)-150(252)-105-×-75-73(20)
メガ後:155-172-145-×-105-73
技:じゃれつく、不意打ち、叩き落とす、剣の舞
特性:威嚇→力持ち
強くて可愛いエース。型はテンプレです。今期はSに振ってるアイへ持ちのクチートが多くクチートミラーは負けてしまうことが多かったです。
ヘラクロス入りに対しては基本クチートから入ります。ヘラクロス対面で叩き落とすを選択する方も多いようですが、読まれて突っ張られることも割とあるので自分はじゃれつくを撃っていました。仮に居座られたとしても裏でヘラクロスの処理ルートが別で取れるのであれば叩き落とすを押していくのも全然アリだと思います。
ポリ2やブルンに出てくる特殊受けに対しては多少強引ではありますが毒毒を撃ってきそうなタイミングでクチートに引いたりしていました。
ポリゴン2@進化の輝石
性格:控えめHC
実数値:191(244)-×-110-172(252)-115-82(12)
技:トラアタ、シャドボ、冷凍ビーム、トリル
特性:ダウンロード
トリル要員。トリルが安全にできるときはほぼ先発で出してトリルします。冷凍ビームの枠はめざ炎を使っていましたが、カバランドマンダガブジャロサンダーボルトなどに撃つ場面が多かったのでこの変更はよかったと思っています。
初手バシャーモと対面した際はこちらのPTにブルンゲルがいるため膝は撃てないだろうなと思って突っ張っていました。案の定飛び膝を撃たれたことは一度もなくトリックルームを張れた試合が殆どでした。むしろブルンに引くと電気タイプが出てきたり叩き落とすが飛んできたりするので危険なのではないか、とも思いました。馬鹿力を撃たれるのは仕方ないです。
ガルーラとの対面はグロパン→不意打ちでトリル張るだけで落とされますがそう簡単にガルーラ側も不意打ちは撃てないはずなので突っ張っていました。猫捨ては耐えます。
ゲンガーとの対面では初手トリルをしていましたが初手で挑発撃たれることはほぼなかったです。
相手の裏にカバルドン、ローブシン、モロバレルのような遅いポケモンがいる場合、あるいはこちらがクチートを選出していない場合はトリルを張らない方がいい時もあるのでその辺りはトリルを運用する上で気をつけるべきことだと思います。
自覚の塊で先発に出てきたガルーラをトラアタで火傷や凍りを引きガルーラとの撃ち合いに勝利した試合も少なからずあり、そういった視点で見てもトラアタポリ2は強いポケモンだと思います。(ポリ2が勝手に犯罪してるだけなので許して下さい)
ABガルーラが増えていることからガルーラ対面ではダウンロードでCが上昇することも多かったです。
ブルンゲル@オボンのみ
性格:図太いHBベース
実数値:204(228)-×-132(236)-111(44)-125-80
技:波乗り、鬼火、自己再生、トリル
特性:呪われボディ
配分はオボン効率のいいH204、A200ガブの地震の最大ダメージが102になるまでBに振って余りをCに回しています。
バシャーモを始めとする格闘受け。というのは形式上そのように見せているだけで本当にバシャーモに対して受け出すことは少ないです。何故ならポリ2の項でも説明した通りポリ2はバシャに対して居座る上にブルンの受け出しは読まれやすいからです。
何故ギャラドスではなくブルンゲルを入れているかですが、このポケモンは選出しなくてもパーティにいるだけでバシャーモが膝を安易に撃てなくなる効果を発揮します。これはギャラドスにはまずできないことです。加えて、二匹目のトリル要員としても機能します。電磁波が通らない電気タイプに対してもS操作が可能でトリル後はポリ2に引いたりブルンを捨ててクチート展開したりと選択肢が広がります。またグロパンノーマル技無効ということでゴツメが入らない秘密の力持ちのガルーラにも強いです。今の環境でギャラとブルン、どちらがガルーラに強いかというと間違いなくブルンゲルだと僕は思います。以上の3点の理由からゴツメギャラドスではなくブルンゲルを採用しています。
Cに回しているのはヒードランの処理速度を少しでも早めたり身代わりするガルーラにできるだけ隙を見せたくないという理由ですが、今期多いポリクチが苦手とするS振っているクチートに対しても上から鬼火が撃てる可能性があるのでもしかしたらSに回した方がよかったかもしれません。
選出率は一番低いです。
ジャローダ@気合の襷
性格:臆病CS
実数値:150-×-115-127(252)-116(8)-180(248)
技:リフスト、めざ岩、ミラーコート、蛇睨み
特性:天邪鬼
個体値:V-×-V-V-U-U
襷を持たせCSにぶっぱし、対面性能を高めたジャローダ。主にポリ2が先発で出せない、ガッサ入りやバナ入り、受けループに対して先発で出します。ガッサ対面はリフストで、受けに出てきたウルガモスやリザードンに対してはC二段階上昇のめざ岩で縛れます。また本来苦手であるゲンガーやフシギバナをミラーコートで突破します。ただ読まれて鬼火やギガドレインから入ってこられる可能性もあるため安定しません。つまりできるだけゲンガバナとの対面は避けたいのですが最悪対面してしまった際にワンチャンス残せる技ということで採用しています。
霊獣ボルトロス@命の珠
性格:臆病CS
実数値:155(4)-×-90-197(252)-100-168(252)
技:10万、サイコキネシス、気合玉、悪巧み
特性:蓄電
中速広範囲高火力の特殊アタッカー。サンダー、アロー、フシギバナ、ヘラクレセドランの並びや受けループに強めのポケモン。ただしアローは鉢巻フレドラで飛ばされる可能性があるので注意です。ナットレイ入りに対してはほぼ出していました。
最速ガルリザサザンや準速ガブリアス、霊獣ボルトミラーを意識して最速にしていますが控えめにするとH252メガゲンガーをサイキネで高乱数1で持っていけるのでもしかしたら控えめの方がよかったかもしれません。最速ガルーラもあまりいない環境ですし、どの道不意打ちが飛んでくることを考えると最速にする必要性は薄かったですね。耐久振ってるガルーラは臆病気合玉では落ちない可能性も出てきてしまうのでそういうことも考えると尚更控えめにするべきであったと思っていますが、それにしても十分な役割は果たしてくれていたと思います。
控えめやったなぁ…。
選出率は高めです。
ガブリアス@拘りスカーフ
性格:意地っ張りAS
実数値:183-200(252)-116(4)-×-105-154(252)
特性:鮫肌
リザウルガのストッパー、ゲッコウガゲンガールカリオなどの高速アタッカーをケアでき一応炎にも強めなポケモンということで採用。
スカーフステルスロックは撒く前提で(ガブが鬼火を喰らっても構わないと判断して)ヒードランやヒートロトムなどに交代で出して有利対面を作った際に撃つ技と認識して僕は使っていましたが結局その後引くか捨てるかしなければならず使い勝手が非常に悪かったです。ただステロを撒いたことで霊獣ボルトの全抜きルートが取れた試合もあったのでもう少し上手く使えたらよかったなーと思ってます。ステロ以外の技を入れるとしたらこのPTには炎技持ちが全くいないので炎の牙か大文字、受けに出てきたカバクレセスイクンに刺さる毒毒、寝言あたりが挙げられると思います。ただどの技もステロほどの汎用性は無さそうですね。
☆選出・立ち回りなど
・基本選出
バシャ以外の格闘タイプや催眠持ち、嵌め系などがいない場合はほぼポリ2先発。余程厳しい相手が多くなければクチートも選出。あと一体はSが速いポケモンが苦しいならスカガブ、通りさえよければ霊獣ボルトかジャロ、どうしても必要な相手がいる場合にはブルンゲルを出します。バシャーモ入りに関しては前述の通りポリ2がバシャに居座れるので強気にこの選出をすることもあります。
・対格闘入り
バシャ(炎格闘)とガッサ以外の格闘タイプがいる場合はクチートから入ります。クチートが出し負けた際にケアできるポケモンも連れて行きます。ポリ2は刺さりの具合で出したり出さなかったりです。
・対ガッサバナ入り、受けループ嵌め系など
ジャロ先発で前者はガッサに一切隙を見せたくないので基本的にはジャロ霊ボルトガブとガッサより速いポケモンで固めます。後者はジャロ霊ボルトまでは確定であとは相手のPTを見てガブかクチートを選出します。
大体先発は高い対面性能と安易な交換を許さないスペックを持つポリ2クチジャロのどれかです。これらの選出パターンを徹底していればほぼ選出を間違うことはないと思います。
選出率は
ポリ2>クチート≧霊獣ボルトロス=ガブリアス>ジャローダ>ブルンゲル、です。
とにかくいかにトリル下のクチートで殴るかを意識しました。
☆最後に
シーズン17は実質ランキングが残る第六世代最後のシーズンとなりましたが、いかがでしたでしょうか。
自分は2000超えを目標に頑張っていましたが達成できず悔しかったです。ただレート1900という所まで行けたのは今回が初めてで最終シーズンで最高レート更新もできたので満足はしています。
最高レート
最終レート
構築に関しては最終シーズンの環境におけるポリクチのほぼ完成形だと思っています。改善する所と言えばブルンゲルの配分、霊獣ボルトロスの性格とスカガブのラストの1枠の技でしょうか。
もう少し第六世代で遊んでいたい気持ちもありますがサンムーンという新たな対戦環境に移行するのでそういった現実は受け入れるしかないですね。第七世代では次こそまた新たな構築を使って目標に挑戦したいです。
これからのことについてですがシーズン17が終わっても一応少しの間第六世代でレーティングバトルができますが、自分は今年、大学受験が控えているのでしばらくはポケモンをお休みします。大学合格が決まり次第、第七世代でポケモンを再開しようと思います。
以上で構築記事を終わります。
質問・疑問点があればコメントやTwitterで受け付けます。
それではここまで見て下さってありがとうございます。
改めて第六世代お疲れ様でした。そして第七世代も頑張りましょう!